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夏草冬濤(下) (井上 靖 著) 16冊目 6/700 

b0146794_11131463.jpg 小説の後半は、1学年上の木部、金枝、藤尾、餅田たちとの沼津での旧制中学4年時の他愛ない出来事が綴られていく。
 洪作の性格は作中での金枝の一言が端的に表現している、「めそめそしたところはないし、諦めはいいし、友達次第で模範生にもなれるし、不良にもなれる。明るいし、どんな大胆なことだって平気でやってのけるよ。」

-長く長く、汽笛は鳴りて、いざ、土肥と、まなこ上げし空に 白き雲あり-
 洪作は空を仰いだ。なるほど、綿でもちぎったような白い雲が何片か浮かんでいる。木部の奴、うまいことを書くものだと思った。何でもないことを何でもない言い方で綴ってあるが、心が爽やかなもので大きく膨らんで来るのが感じられた。船が波止場に着くと、洪作は一番あとから波に包まれた土肥という未知の部落へはいって行った。何かきらきらしたものを採集にでも来た探検隊の一員のような、そんな気持ちであり、またそんな足どりでもあった。
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by t-kashmir | 2012-11-25 10:00 | reading  

二子山 (5週目)

 体重60.0㎏、二子へ、ひろ君、ちえさんと4:50市川駅出発、8:00過ぎ駐車場着。天気予報が芳しくなかったためか3連休初日にもかかわらず往き帰りとも渋滞なく、弓状も15人程度。風もなく穏やかで午前中は薄日もさす。午後小雨になったが登りに全く影響なし。夕方また明るくなり最高の一日であった。本日よりSVPに挑戦。ワーカーホリック、悪魔でアップ。
1便目:ヌンチャク掛け。4ピン目のニーバーレストまで行けず。また5ピン目のヌンチャクもなかなか掛けられず。トップアウトまでにかなりの時間を要し、ビレイヤーに負担をかけてしまった。
2便目:ガバホールドを確認。大きな動きで遠目のガバを取りに行く、またニーバー、ヒールフック、キョンをところどころ決めれば省力化が可能。各駅停車でトップに抜ける。
3便目:2テンでトップまで。まだまだ繋げられる状況ではない。
(1)ヌンチャク9本:2ピン目、8ピン目、9ピン目を長めヌンチャク。5ピン目を長ヌンチャク。
(2)ニーバーレスト4ピン目でうまく休めるようにする。 
(3)5ピン目手前の左手アンダーは奥に掛るカチあり。右手アンダーガバへのムーヴ(右足位置)を決める。5ピン目クリップのタイミングは?
(4)まずは6ピン目クリップ迄を目標。6~7ピン目間が核心、6ピン目クリップできたら、ヨレていてもフォールを怖がらず行く。スタート離陸のムーヴ(1ピン目、2ピン目の処理)を確認する。
(5)ヌン掛けを含めて4便出せるようにする。ヌン掛けでパンプしないよう出だし力まず、足上げ、大胆なムーヴを意識すること。
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 今日はひろ君、ちえさんのモダンラブに付き合わせてもらった。RP狙いのその場の緊張感がすごく好きだ。二人ともいいパフォーマンスを見せてくれた。次回に期待でござる。
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 【本日の成果】 SVP ××× (S'il vous plait(仏語) = Please(英語) GAIDAさんブログより)
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by t-kashmir | 2012-11-23 16:00 | climbing  

二子山 (4週目)

 体重61.2㎏、前日土曜日の天気が芳しくないため1日延期。昨夜は21:00迄大雨だったが岩場は雨の影響が全くなかった。ヒロ君、ちえさんと同行、4:50市川駅発、8:00駐車場着。風が吹くと冷たいが今日も朗らかで3人でモダンラブに取りつく。アップはワーカーホリックのみ。
1便目:9:40 アップ不足と岩の冷たさで出だしが取り付けず、2ピン目スタート。核心の左足ポケットをYouTubeで観たOMIさん(ご本人は本日、任侠にトライ)の位置で試したが全く良くない。
2便目:11:40 これも出だしが一発で決まらない。出だしのムーヴに不安がよぎる。(本当にこれでいいの?) 核心部の左足を先週の位置に戻す。
3便目:13:40 出だし持ちこたえて2ピン目クリップ。リップでの大レストも十分でき、核心部も左足カウンターでガバを捕ったが、ここまで・・・力尽きる。大レスト後にガバで落ちるのだからこのルートは自分の力以上のもの。自分としては善戦したつもりで納得の一本だった。
4便目:15:40 今年最後の二子の1本かもしれないと思い、出だし気合を入れたが4度剥がされた。5トライ目これを最後と決めたとき、ビレイヤーのヒロ君より「初手の右手ピンチがパツパツなら左足を上げてから右足に乗り込めば、」とアドバイス、そのようにスタートしたら右手ピンチをしっかり持つことができ、離陸も楽になった。「これで出だしの手順は決まり」と気分が軽くなると岩の状態の良さも幸いし、核心部も右手ポケット、左手カチ、左足カウンターで一気にガバが掴め、その後は慎重にトップまで行く余力があった。一発で離陸できなかったためOBの後のナイスショットのようですっきりしなかったが、OMIさんからもおめでとうと言ってもらえたのでRPとする。
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 今日はちょうど2時間ずつ間をおいてトライできたのも幸いした。こんな都合の良い状況はめったにないと心得よう。紅葉は昨日の雨の影響かすでにピークは過ぎていた。
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 【本日の成果】モダンラブ×××〇(3日、11便目)
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by t-kashmir | 2012-11-18 16:00 | climbing  

夏草冬濤(上) (井上 靖 著) 15冊目 5/700 

b0146794_2350436.jpg 洪作は三島の伯母の家から約5キロ離れた沼津の中学まで小林、増田と通う。 洪作、明治40年生まれ、中学3年(15歳または17歳?) 従って、時は大正10年~12年。正月を湯ヶ島で迎えるための帰省の場面が良い。

 バスは下田街道のでこぼこ道を車体を大きく揺すぶり走っている。天城が見える!洪作は口の中で言った。故里の山々を仰ぐ厳粛な思いが何とも言えぬ感動で洪作の五体を満たしてきた。洪作は狩野川側の窓に顔をぴったりとつけて、遠くに見える天城の連山を飽かず眼を当てていた。

 洪作は幼い時、土蔵の二階の北側の窓から毎日のように下田街道を走る馬車を眺めたものであった。小学校六年生の時、馬車がバスに替った。 「洪ちゃ、バスが来るぞ。」おぬい婆さんが言うと、洪作はすぐこの窓へ駆け寄って来た。 「婆ちゃ、バスが来たぞ。」 反対に洪作の方が知らせてやると、 「どれ。」 おぬい婆さんもまたこの窓へ体を近づけて来たものである。   「よそで見る富士は見られたものじゃない。うちの土蔵から見る富士が日本一じゃ。」 おぬい婆さんは口癖のように言っていたが、洪作はそれをそのまま素直に信じていたのである。
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by t-kashmir | 2012-11-13 09:00 | reading  

二子山 (3週目)

 体重59.2㎏、昨夜は酒も飲まず、睡眠も4時間ほどで体調も良く、天気も朗らかで絶好の日であった。今日は友達の友達の縁で総勢15名(ひろこさん親子、さとみさん親子、NG田親子、NK田夫妻、なかちゃん、アッキーと友達、ヨッシー)、5時馬込出発、駐車場着9:20。行楽日和で外環、関越は20分程の渋滞。二子も今日は混んでいて思うように登れず。しかし、やのともちゃん、おKEIさん、M岡さんともお会いできた。この日NG田君は任侠道をめでたくRP。今日もモダンラブのヌンチャクは残置されている。10時過ぎにワーカーホリックでアップ。もう1便アップしたかったが、モダンラブも混みそうなので早速1便目を出す。
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1.モダンラブ1便目:朝一の力で何とか2ピン目クリップしたが、Z状態(涙)。トップまで復習する。
2.モダンラブ2便目:2ピン目クリップ前で左ポケットが剥がれフォール。スタートの右ピンチはできるだけ岩に張り付いて取りに行き左足トウで穴をおさえ、左ポケット、左足移動、右足高く上げ、左上ガチャ、右手サイドカチ2ピン目クリップ。3トライ目で離陸できたが、5ピン目クリップ後の核心で力尽きた。ここをヨッシーの1便目ではカウンター気味に左中継カチを取りに行ったが2便目RPの時はカウンターの足を切って、左のポケットに踏み込んでガバを取りに行っていた。
3.SVP1便目:2時半頃に3便目を出そうと順番待ちしていたがビレイの合間に2人入られて3人待ちになっていたため本日モダンラブ諦め、SVPヌンチャク掛けに挑戦。全部で9ピンなのに果てしなく長く感じた。左足ニーバーの大レストからが本番。各々の箇所で使用ホールドを決めておかねばとても持たない。ランナウトも長めで二子クライマーの恐怖、孤独の片鱗を感じた。
4.クレーター(11B):NG田君が広場でヌンチャクを掛けてくれたので1便トライさせてもらった。右手大きくリップのガバを取れず惜しくもフォール。悪い出だしのルートを抜けるためにも広場でのトライはとても有効だと思った。
5.モダンラブ3便目:ガス抜きで4時過ぎ次回に繋げるための1本を出す。なかちゃんより、出だしのアドバイス、「右手ピンチ近くのポケットに左手を寄せて左足きょん気味に左上のガチャをガストンのイメージで取る。」    (久しぶりに会うともちゃん、なかちゃん)
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   【本日の成果】モダンラブ××× SVP× クレーター×
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by t-kashmir | 2012-11-10 16:00 | climbing  

二子山 (2週目)

 体重61.0㎏、2時半に目が覚め、睡眠3時間半。4:45 市川駅でひろ君、ちえさんに拾ってもらい、二子の駐車場に8:00着。この日も好天で朝方の気温は7℃、この位で寒いと言ってはいけない。日中は風も止み朗らか。行楽日和で関越道は早くから渋滞していたが二子はなぜかガラガラであった。本日から「モダンラブ」に挑戦。ヌンチャクが残置されていたが我々のほかにトライする方がなく4便も出せて充実した一日だった。ルートは下部、中部、上部の3工程。
1.下部:右手三角カチ、左手ポケットで左手小さなボテを取り、右手サイド小ガバで2ピン目クリップ。左手その上のカチに添えてデッドで右手リップのガバを取りに行き3ピン目クリップ。ひろ君2ピン目クリップ成功、ちえさんリップまで到達! 自分は出だしの足置きが決まらず、離陸できず。(涙)
2.中部:リップ上では右足を大穴に入れて大レスト。ここで十分休めることが重要。右手アンダー、左手サイドのフレークで4ピン目クリップ。右足をリップ上にヒールフック気味に乗せて右手小穴のガバを取る、右膝をその小穴に入れ右手ポケット2つ、ニーバーをきかし左足を右に流して5ピン目クリップ。そしてこれからが核心。左足を遠い縦長のポケットに決めて左手甘い水平ポケットを中継し、デッドで小穴のガバを取る。(ここがきんさんのキョンか?)
3.上部:小穴のガバでレストして左手アンダー、左足を左のコルネに上げて大きな頭右手、小さな頭左、右手サイド気味アンダーと手は良いがこの時体を上げていく力が残っているかがRPの分かれ目かもしれない。
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【今日の成果】ワーカーホリック、悪魔のエチュード、モダンラブ××××
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by t-kashmir | 2012-11-03 14:00 | climbing