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きっと、また登る  (遠藤由加 著)

 壁のなかで二人はあくまでも一人一人だった。難しい岩壁ではロープを結び、繰り出してもらうものの、万が一墜落するような事態になり、墜落を止められないとわかったら、ロープは離してもいいと決めていた。ロープを結ぶことは運命共同体を意味するが、巻き添えを食ったり、食わせるとわかっていたら結ばない。片方は逃げられるようにしておくのが本当の意味でのパートナーシップだと思った。一緒に死ぬ必要はないが、目の前で滑落していった仲間を見、現実に立ち返ったとき、登るにしろ下るにしろそれこそ厳しい判断を強いられるだろう。残された者のその後のサバイバルは相当なものだろう。だから二人だけで取り付くことは、お互い一人という強い自覚なしではできないことだった。
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ChoOyu 8,201m 1994.9.24 長尾妙子、遠藤由加
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by t-kashmir | 2010-06-30 20:00 | reading  

小川山

6月26日、27日と小川山でのクライミング。天候は曇り時々小雨で危うかったが、決行!
結果的に、初日はまる1日充分にクラックを教えていただき、2日目も午後からスラブで成果を出せた。この時期のテント泊、寝袋は夏用でOK。ダウンもフリースも不要であった。
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初めてのクラック。カサブランカ10aを登る遠藤由加さん。朝9時前から夕方5時半まで親切に指導してもらったのにトップロープでさえ完登できなかった私。手足ともジャミングのコツが掴み切れていない。恐るべきは山根、夕方には綺麗なジャムを決め登りきった。すばらしい。
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2日目AM、雨が止まず、ダンボ岩、水晶スラブの偵察。ゾウの鼻(右)、ゾウの牙(左)早くリベンジしたい。そんなこんなの中、時折青空と木漏れ日が・・・というわけで水曜日のシンデレラに移動。
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2日目PM。スラブの練習。雨も止み、風も吹いて岩の状態頗る良好。私は放浪癖10bをRP。ヒロ君は水シンを堂々のマスターRP。
スラブ、クラックへのチャレンジ精神が益々募る思いで家路につく。
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by t-kashmir | 2010-06-26 10:30 | climbing  

青春のヒマラヤ (遠藤由加 著)

 一人になり、テントにいると涙が自然と溢れてきた。情けなかった。悔しかった。それ以上に自分のふがいなさに腹が立った。そんな日が続いた数日後、一人で氷河を下り、誰もこないところで声を出して叫んだ。「強くなろう。強くなるぞ」
 そして、岩を叩き、「強くなって、いつか八〇〇〇メートル峰を必ず無酸素で登る。いつか必ず・・・。この拳の傷を忘れないようにしろ」  私は、自分にそう命じた。
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    rotue 8516m
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by t-kashmir | 2010-06-14 21:00 | reading  

リード・ジャパンカップ千葉大会

6月 5日(土) 6日(日) と印西市の体育館で開催。
ここでもW大T田君の強さが目立った。彼のコメントにはいつも「楽しんで登りたい」というメッセージが。 ピアニストの辻井信行氏が喜びを感じて鍵盤に向かう心境か。コンペティターにはRPではなくOS能力が必要。そのためにも日々の練習では本番のつもりで集中して取り組んでほしい。
器の大きなピアニストを目指す辻井氏のように・・・
ビレイヤーの皆さん、お疲れさまでした。
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娘の予選(27-)
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息子の準決勝(35-)
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K林選手の準決勝(TOP) 
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A間選手の決勝(top)
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by t-kashmir | 2010-06-06 16:00 | climbing