カテゴリ:cinema( 35 )

 

千葉劇場

 11月1日(火)、本日、ファーストデイ映画¥1,000の日、千葉劇に黒沢監督の「ダゲレオタイプの女」を観に行く。生きている者と死者が交わるゆったりとした緊張した画面が続く。マリーが死んだのは階段から転げ落ちた時か、それともジャンがマリーを病院へ運ぶ途中の湖で車から放り出された時か?ステファンが自殺した後のジャンのピストルはシャブロルの「いとこ同志」を思い出す不条理劇。もう死んでしまっているかもしれないマリーとの逃避行は「俺たちに明日はない」か? 車のフロントガラス越しに見る二人は幸せそうだが、もうすぐ二人の時間が終わってしまうことをすでに分かっているという切なさ。以前たびたび夢で逢った、昔の恋人との短いデートの時間のようだ。ヌーベルバーグ的な、田中登の「阿部定」的な、吉田喜重の「秋津温泉」的な悲しいラストシーンに胸がつまりました。いい映画です。
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   帰りに今月末閉店の千葉パルコに寄って、今までのポスター展を覗く。
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  これもポスター展の1枚。上海の少女か。
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by t-kashmir | 2016-11-01 14:30 | cinema  

フィルムセンター(昭和おんな博徒、人生劇場、花と龍)

b0146794_23532582.jpg加藤泰監督作品を三連荘で観る。
26日(金):昭和おんな博徒
27日(土):人生劇場
28日(日):花と龍
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by t-kashmir | 2016-08-26 19:00 | cinema  

フィルムセンター(日本侠花伝)

 19日(金)、京橋フィルムセンターに、加藤泰の「日本侠花伝」1973年 東宝を観に行く。この横尾忠則みたいな青い牡丹のポスター見たら観ないではいられません。前回、1981年「炎のごとく」が良かったので期待して来たがいまひとつだった。汽車がキャメラの上を走って来るとか、米騒動のドタバタシーンとかの他に、この映画どこが加藤泰的なんだろう。Mede in japanじゃないけど、加藤泰は東映映画がいい。 真木洋子と渡哲也のこのポスターには痺れます。
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by t-kashmir | 2016-08-19 15:00 | cinema  

フィルムセンター(炎のごとく)

b0146794_20434562.jpg 14日(日)、本日2本目、「炎のごとく」(1981年)。
この映画、35年前は分からなかったが今日観たらすこぶる良かった。藤純子、高倉健の任侠映画もいいが、会津の小鉄、仙吉がひたすらに「おんなをいじめる奴は許せねえんだ」とスクリーンを観る者に繰り返し叫ぶオムニバス映画のようで、その執拗な繰り返しが映画的で久しぶりに前のめりになった。
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by t-kashmir | 2016-08-14 16:00 | cinema  

フィルムセンター(緋牡丹博徒 お命戴きます)

 14日(日)、京橋フィルムセンターで藤純子主演「緋牡丹博徒 お命戴きます」を観る。 「肥後熊本は五木の生まれ、姓は矢野、名は竜子、通り名を緋牡丹のお竜と発します」
加藤泰の監督作品は全8作のうちの3本。
第3作『緋牡丹博徒 花札勝負』(1969年) 脚本:鈴木則文、鳥居元宏 共演:高倉健
第6作『緋牡丹博徒 お竜参上』(1970年) 脚本:加藤泰、鈴木則文 共演:菅原文太
第7作『緋牡丹博徒 お命戴きます』(1971年) 脚本:大和久守正、 鈴木則文、加藤泰 共演:鶴田浩二  脚本には第1~7作目まで鈴木則文が絡んでいる。
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山下耕作監督:第1作「緋牡丹博徒」(1968年)、第5作「緋牡丹博徒 鉄火場列伝」(1969年)
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by t-kashmir | 2016-08-14 13:00 | cinema  

フィルムセンター(「男の顔は履歴書」、「阿片台地 地獄部隊突撃せよ」)

 12日(金)、1966年、安藤昇主演の松竹、ゴールデンぷろ製作の加藤泰の2本を観に行く。11日から15日までの夏季休暇、今年は京橋フィルムセンター通いになりそう。大人¥510、シニア、学生¥310、35年前は学生¥140だったかなあ。
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by t-kashmir | 2016-08-12 15:00 | cinema  

フィルムセンター(風と女と旅烏)

 11日(木)、京橋フィルムセンターへ加藤泰の「風と女と旅烏」1958年 東映を観に行く。
中村錦之介主演の股旅もの。同時録音、メイキャップなしのスッピンでの撮影。テンポ良く徐々に引き込まれます。ラストの立ち回りが終わって銀二が立ち去る前の「風来坊に女は煩わしいんだ。」というセリフは、後の鈴木清純「東京流れ者」の渡哲也のセリフに繋がっていくのだ。
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by t-kashmir | 2016-08-11 19:38 | cinema  

フィルムセンター(明治侠客伝 三代目襲名)

 7日(日)、AM中に父親の七回忌を終え、夕方、京橋フィルムセンターに加藤泰の「明治残侠伝 三代目襲名」を観に行った。この映画、出だしからいい。喧嘩祭り始まりの盃、お清めから神輿が動き出すまでの一連を真上からの俯瞰ワンカットで始まる。この始まりだけでわくわくする。浅次郎(鶴田浩二)と初栄(藤純子)のラブストーリーもいい。藤山寛美の仙吉もカッコいい。ラストは線路に据えたカメラに蒸気機関車が真っ直ぐに突き進んできて終わる。「昭和残侠伝」(佐伯清)、「昭和残侠伝 死んで貰います」(マキノ雅弘)と並ぶ名作だ。
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by t-kashmir | 2016-08-07 16:00 | cinema  

フィルムセンター(怪談 お岩の亡霊)

 8月4日(木)、京橋フィルムセンターで加藤泰の特集をやっていることを知り、この日、1961年、東映の「怪談 お岩の亡霊」を観に行った。小津安二郎のローアングルが座敷に座った高さなら、加藤のアングルは座敷に伏せた高さである。「沓掛時次郎 遊侠一匹」「瞼の母」、藤純子の「緋牡丹博徒」シリーズなど観直したいが・・・。できるだけ足を運びたい。
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     映画監督・加藤泰は同じく日本映画に傑作を残した山中貞夫の甥にあたります。
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by t-kashmir | 2016-08-04 15:00 | cinema  

フィルムセンター

 21日(土)、京橋に「藤純子引退記念映画 関東緋桜一家」を久しぶりに観に行った。
1972年 東映 監督:マキノ雅弘 出演:藤純子、高倉健、鶴田浩二ほか東映豪華キャスト陣
東映のスター勢揃いで昔正月にTVでやってた「新春かくし芸大会」のドラマのような感もあるが、マキノの監督、笠原和夫のシナリオで健さん、お竜さんの最後の任侠路線を楽しんだ。この後東映は、「トラック野郎」や「仁義なき戦い」の路線になりましたね。
健さんの眼、ほんの少し傾けた姿勢もかっこいいけど、鶴田浩二と並ぶと鶴田の方が断然渋い。嵐寛寿郎、片岡千恵蔵もいいねえ。
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by t-kashmir | 2016-05-21 16:00 | cinema