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カサメリ沢

 25日、26日で急遽カサメリへ。トップガン13aをトライするコブ君に同行し、コロッセオの岩場へ行った。ここには自分がトライできる適当な課題が無かったが天気予報も良く、久しぶりの岩場ということで楽しみにしていた。しかし夏山の積乱雲、2日とも午後にわか雨に祟られた。
1日目: 途中、トータルリコール10bでアップ。花崗岩は1年ぶりなのでホールドが見えてこずアップといえども緊張した。コロッセオでは オスティカ・アンティカ11a os、真実の口10d mos、この後、コセ・ド・ドン11cをトライする。難関11cとの噂は聞いていたが、5ピン目後のスローパーが甘く、その先が行けない。ここが核心?テンションしレスト後、スローパーをマッチして右足を水平カチに上げたが6ピン目まで行けずフォール。3ピン目の岩かどに左膝をぶつけあえなく回収。何とか歩けるようだったのでほっとした。
2日目: アップは昨日と同じ。コセ・ド・ドンをトップアウトしたく2度トライしたがどうしてもムーブが解決できない。昨日のトラウマで突っ込むこともできずスローパーを探っているうちに右手首も痛み始めたためあえなく撤退。カラビナ1枚献上。2便目は離陸の際ステミングが決まらず1m程度のグランド。尻から落ちたが運よく大事に至らず助かった。足置き場所を確認していない証拠。因縁の残る課題となった。帰りは落ち武者の如く身体がボロボロだった。
 さて、コブ君は雨に泣かされ合計5便、うち2便はマスターだった。2日目の2便目は第1、第2ラウンジとも安定しスムーズに1テンでトップアウト。次の便に集中したが15分後にシャワーのようなにわか雨、回収も諦め撤収した。来週に期待する。ラウンジでヌン掛けするこの課題、自分は怖くてとても。しかしパンワンをトライする時、今日のコブ君の果敢な飛びを思い出そう。
カサメリ沢_b0146794_2226377.jpg
    (手前はトップガン、奥の壁がコセ・ド・ドン)

by t-kashmir | 2012-08-25 11:30 | climbing  

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